父の日に想いを伝える贈り物の選び方

父の日の贈り物、毎年悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。最近の調査では、多くのお父さんが望んでいるのは高価なモノではなく、想いと一緒の時間だと分かっています。そんな気持ちにそっと寄り添う贈り物として、日本酒という選び方をご紹介します。
父の日に想いを伝える贈り物の選び方

今年の父の日は、何を贈りますか?

毎年6月の第3日曜日は、父の日。お父さんへ感謝を伝える日です。

ただ、いざ何を贈ろうかと考え始めると、ふと手が止まる方も多いのではないでしょうか。父の日ギフトの専門メディア「父の日.jp」が行ったアンケートでも、「父の日は母の日に比べてギフト選びの難易度が高く、定番化しづらいイベント」と紹介されているほどです。

せっかくなら喜んでもらえるものを選びたいですよね。では、お父さんは父の日にどんなことをうれしいと感じるのでしょうか。実際の声に目を向けてみると、答えは意外とシンプルです。そこから、父の日の贈り物を考えてみましょう。


父の日の起源は?

父の日のはじまりは、20世紀初頭のアメリカにさかのぼります。

1909年、ワシントン州に住んでいたソノラ・スマート・ドッド夫人が、教会の牧師にこう願い出ました。「母の日があるように、父にも感謝を伝える日がほしい」。男手ひとつで6人の子どもを育て上げた父をたたえたい、というシンプルな思いが、すべての始まりでした。

その後、アメリカでは1972年に正式な祝日として制定され、日本にも「6月第3日曜日」というかたちで定着していきます。

ちなみに、父の日のシンボルカラーは黄色。日本では黄色いバラを贈る習慣もあります。黄色は「幸福」「尊敬」「感謝」を表す色とされ、父への敬意を伝えるのにふさわしい色とされてきました。

母の日ほど目立つ象徴はないかもしれませんが、父の日もまた、家族の感謝を伝えるためにつくられた日です。


お父さんが本当にうれしいもの

では、肝心のお父さんたちは、父の日に何を望んでいるのでしょうか。

最近の調査に、興味深い結果があります。亀田製菓株式会社が2026年3月に実施した「父の日に関する意識・実態調査」(※2)が30〜50代の既婚男性300名に聞いたところ、約9割の父親が次のように回答しました。

  • 家族で一緒に過ごす時間を持ちたい(92.0%)
  • 父の日を覚えていてくれるだけでありがたい(90.0%)
  • モノよりも家族の想いが伝わるコトのほうがうれしい(89.7%)

別の調査でも、同じ傾向が見られます。「父の日.jp」が行ったアンケートでは、「贈りもの以外でしてもらえたらうれしいこと」を尋ねたところ、「一緒に過ごす」が29.5%で最多でした。

つまり、多くのお父さんが望んでいるのは、高価なものでも、めずらしいものでもなく「一緒に過ごす時間」や「想いを向けてもらえたという実感」です。

そう考えると、父の日のギフト選びが少し変わってきませんか。高価なものを贈る必要はなく、お父さんを想う気持ちが伝われば、贈り物はきっと喜んでもらえます。


「ありがとう」をと共に、日本酒を

ここでぜひ父の日の贈り物におすすめしたいのが、日本酒です。

日本酒は、贈った一本を一緒に開ければ、自然とお父さんと過ごす時間が作れます。

また、日本酒は古くから、お祝いの席や節目の集まりで酌み交わされてきたお酒なので、「ありがとう」を伝える父の日にもぴったりです。

実際に、前述の父の日.jpの調査でも、贈られてうれしいプレゼントの1位は「お酒・ビール」(24.3%)でした。お酒は、父の日ギフトとして毎年安定して支持される定番ジャンルです。

離れて暮らしているなら、ひとことメッセージを添えてみるのもおすすめです。短い言葉でも、それだけで、不思議と心が温かくなります。


お父さんに合う贈り物を選ぶために

「日本酒」と一口に言っても、銘柄やタイプはさまざま。さらに視野を広げれば、父の日の贈り物にはお酒以外にもたくさんの選択肢があります。

▶ 晩酌が好きなお父さんに

毎日の晩酌を楽しみにしているお父さんには、やっぱりお酒が喜ばれます。中でも日本酒は、銘柄ごとに表情が大きく変わるのが魅力。普段、辛口が好きな方には、ラベルに「辛口」「大辛口」と書かれた本醸造酒や山廃仕込みのお酒を。料理と一緒にゆっくり味わいたい方には、米のうまみが感じられる純米酒を。

香りを楽しむのが好きなら、リンゴやメロンを思わせる華やかな香りが特徴の吟醸酒や大吟醸酒もおすすめです。よく冷やしてワイングラスに注ぐと、いつもの食卓が少し特別な雰囲気に変わります。

▶ 食べることが好きなお父さんに

食べることが何より楽しみというお父さんには、グルメギフトがぴったりです。和牛、海鮮、ハム、うなぎなど、普段の食卓よりも少し贅沢な食材を選べば、家族で囲む食卓そのものが特別な時間になります。

スイーツ好きの方には、和菓子・洋菓子の詰め合わせも。父の日ギフトの市場全体でも、グルメ・スイーツは毎年安定して人気のジャンルです(※4)。

▶ 健康やくつろぎを大切にしたいお父さんに

最近のトレンドとして注目されているのが、健康・リラックス系の実用ギフトです。質のよい睡眠をサポートするパジャマや枕、肩や腰をやさしくほぐすマッサージ機、自宅で楽しめる入浴剤やサウナグッズなど、お父さんの毎日に寄り添う贈り物です。

「お父さん、いつも頑張ってるから少しゆっくりしてね」というメッセージが、自然と伝わる選び方です。

▶ 外出や趣味を楽しむお父さんに

ゴルフ、釣り、写真など、趣味に時間を使うお父さんには、趣味に関連するアイテムを。日常で使える機能性の高い靴下、UVカットの帽子、軽くて持ちやすいバッグなど、普段身につけるものを少し上質なものに替えるのも、さりげない贈り物として喜ばれます。

▶ あまりモノを欲しがらないお父さんに

「特に欲しいものはないよ」というお父さんには、体験を贈るという選択肢もあります。食事券、温泉宿の宿泊券、サウナや日帰り温泉のチケットなど、お父さんが自分の時間を楽しめる贈り物です。

家族で一緒に過ごせる体験を選べば、調査で見えたお父さんの本音(一緒に過ごす時間を持ちたい)にもそっと応えられます。

選ぶ時間が、いちばんの贈り物

お父さんの好みや飲む頻度等、お父さんのことをあれこれ思い浮かべながら贈り物を選ぶ。そういった時間も、贈り物のひとつです。
父の日のギフトは、特別なものでなくていいのかもしれません。普段は照れて言えない「ありがとう」を、想いを込めて選んだものに託す。それだけで、いつもの一日が、少しだけ特別なものに変わります。

今年の父の日は、お父さんを想いながら、贈り物を選んでみませんか。 


【参考・出典】

※1 父の日.jp「2026年度 父の日に関する意識調査」

  • 調査主体:父の日.jp
  • 閲覧日 :2026年6月10日
  • 調査期間:2026年3月10日~3月31日
  • 調査対象:全国の10代~70代以上の男女(計930名)
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • URL:https://chichinohi.jp/fathers-day-survey/

※2 亀田製菓株式会社「父の日に関する意識・実態調査」

  • 調査主体:亀田製菓株式会社
  • 閲覧日 :2026年6月10日
  • 調査期間:2026年3月5日~3月9日
  • 調査対象:全国30〜50代の既婚男女(同居する子どもがいて、2025年に父の日を実施・実施された方)
  • サンプル数:夫向け・妻向け各300名(30代・40代・50代 各100名均等割付)
  • 調査方法:インターネット調査
  • プレスリリース公開日:2026年6月2日
  • URL:https://www.kamedaseika.co.jp/news/20260601_26026/

※3 父の日.jp「2025年度 父の日後アンケート調査」

  • 調査主体:父の日.jp
  • 閲覧日 :2026年6月10日
  • 調査期間:2025年6月22日~7月13日
  • 調査対象:全国の30代~70代以上(計70名)
  • 調査方法:インターネットリサーチ
  • URL:https://chichinohi.jp/fathers-day-survey_after/

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